どうも、えんつばです。
僕が一度アコギを挫折した理由と、弾けるようになった要因について解説します。
ギターの老舗ブランド「フェンダー」が行った調査では、
初心者のうちの90%の人は、1年以内もしくは90日以内にギターを辞めてしまう
という事実を示していたそうです。
参考:老舗ギターブランド「フェンダー」が成長し続けている理由(外部リンク)
例に漏れず僕自身もその90%に入っていたのですが、再挑戦を経て弾き語りができるくらいには弾けるようになりました。

「挫折した時」と「弾けるようになった時」にはどんな違いがあったのか、振り返って考えてみた結果、いくつかの要因があったので共有します。
アコギを買ったのに挫折して後悔したくないと思っている方は、僕と同じように挫折しないようにぜひ参考にしてみてください。
アコギを挫折した3つの理由
僕がアコギを挫折した理由は、
- チューニング(音合わせ)ができなかった
- 弦をうまく押さえられなかった(左手)
- Fが鳴らせなかった(人差し指で全部押さえられなかった)
この3つです。
僕が1番最初にアコギを手にしたのは高校2年生の時でした。
当時YUIを毎日聴くほど好きで、YUIみたいにギターを弾きながら歌えたらいいなと憧れて興味を持ち始めました。
「ギターをやってみたい」と両親に伝えて親戚に当たってもらい、父が若い時に買ったというアコギを祖母が探し出してくれたものが僕の最初のギターでした。

ちなみに僕の父も母もギターはまったく弾けません。
アコギを手にした僕はまずは楽器屋に行って、ピック、チューナー、交換用の弦とストリングワインダーを購入。
そして本屋で教則本を買ってギターを始めました。
早速、教則本になぞって「なごり雪」のワンフレーズを弾いてみましたが、
「ん?なんかなごり雪に聴こえないな…。」
というのが最初の感想でした。
この時はチューニングがちゃんと出来ていなかったことには気づいていませんでした。
当然ですが、練習してコードを何度か鳴らしてみても一向になごり雪に聴こえてきません。
ちゃんと押さえられてないからかなぁ?
そんなことを思いながら、とりあえず教則本になぞって進めてみましたが、今度はコートチェンジ(切り替え)も上手くできない…。
その先に出てくるFコードも押さえられず、
「自分にはギターの才能がないのかもしれない。」
と1ヶ月もせず2週間程度でアコギを弾くことを諦めてしまいました。
これが僕がアコギを挫折した経緯です。
アコギを弾けるようになった3つの要因
それから2年後、専門学校入学したことを機にギターに再挑戦することにしました。
この再挑戦を経てギターの弾き語りができるようにまで成長したのですが、振り返ってみると、
- ギターが弾ける人が近くにいたこと
- 弾きやすいアコギを使って練習したこと
- 弾けない未来の選択肢を無くしたこと
この3つが弾けるようになった要因になったと思っています。
僕は入学当時から「ギターを弾けるようになりたい」と口にしていました。
それからか、アコギ弾き語りで音楽活動の経験と実績を持っていた同級生が「一緒に弾いてみよう」と背中を押してくれました。
やりたいと思っていることを言葉にすると、周りの人からも働きかけてくれることにも繋がると実感した出来事でした。
わからないことがある時に、すぐに聞ける人が近くにいたこともギターを弾けるようになった大きな要因だったと思います。
そして、2つ目の「弾きやすいアコギを使って練習した」については、学校にあるアコギを弾いてみた時に感じたことです。
最初に手にしたアコギよりも学校のアコギの方が、弦を押さえやすかったのです。
古いギターや安いモデルによくみられることでもあるのですが、最初のアコギは弦高が高く、押さえるのに力が必要なギターでした。
学校にあるアコギは高価なものではありませんでしたが、初心者が弾きやすいモデルでした。
3つ目の「弾けない未来の選択肢を無くしたこと」は、音楽の専門学校に入学したことも関係していることです。
僕の場合は、プロの歌手を目指して音楽の専門学校に入学をしたのですが、先ほども述べたようにYUIのようにアコギを弾いて歌える人になりたいと思っていました。
プロになるためには、アコギの弾き語りができることは僕の中で必須になっていたということです。
ギター再挑戦後はライブハウスでアコギ弾き語りで演奏するなど、他人に披露する機会があったことも「弾けない未来の選択肢を無くした」大きな要因だったと思います。
楽器屋で働いていた時にも、音楽教室の生徒さんは発表会で演奏することを決めた生徒さんほど、上達が早かった印象でした。
まとめ
僕の経験からギターを挫折しないで続けるために大切なことをまとめると、
- ギターについて聞ける人を近くで探すこと
- 弾きやすい初心者向けのアコギで始めること
- 対外的に披露する機会を設けるなど弾けなければいけない状況を作り出すこと
この3つです。
せっかく高い値段を払って購入したギターを無駄にしないためにも、すぐに1つでも実行してみてください。
ここまで読んでくれたあなたが、アコギをジャカジャカ弾けるようになることを願っています!