作曲

メロディは浮かぶけど伴奏の付け方がわからない時の基本の3つのポイント

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どうも、えんつばです。

「メロディは浮かぶけど伴奏の付け方がわからない」という初心者の方向けに、

  • メロディに伴奏がつけられない
  • コード進行を考えられない
  • つけた伴奏が正しいのかわからない

といった問題を解決するためのコードの付け方の基本的な考え方を紹介します。

「メロディはたくさん浮かぶけど、伴奏がつけられないから作曲ができない」

と悩んでいる作曲初心者の方はぜひ参考にしてみてください!

メロディにコードをつけるための3つの基本

「コードを付ける」と言ってもどんな要素を満たす必要があるのか、基本を理解していないとできるものもできなくなってしまいます。

その基本の要素というのが3つあります。

  1. メロディとコードがあっているのか?
  2. コードチェンジの頻度が適しているのか?
  3. コード進行に物語性があるかどうか?

です。

まずはこの3つの基本をひとつずつ、しっかりとできるようにしていきましょう。

①メロディとコードがあっているのか?

コードをなんとなくつけてみたはいいものの、

  • 正しいかどうかわからない
  • 違和感がある
  • そもそも付け方が分からない

といったことがあると思います。

そんな時はメロディがコードの構成音に含まれているかを調べることで、メロディとコードがあっているかを確認する方法があります。

チューリップで例えると、

C    C    G       G
さいた さいた チューリップのはなが
ドレミ ドレミ ソ  ミ レドレミレ

となっているとします。

Cの構成音はドミソなので、「さいた」の「さ」と「た」の部分がコードの構成音に含まれています。

「さいた」のメロディはCのコードトーンだけではない「レ」が入っていますが、半分以上が構成音になっていれば大体の場合はメロディと合います。

特に大事なのが、

  • コードが変わったタイミングでのメロディの1番最初の音
  • 伸びる音など、支配している時間が長い音

です。

これらの音がすべて含まれている、もしくは含まれていなくても成り立つ相性のいいコードである必要があります。

後半の部分はちょっと難しい話になってしまうので、とにかく最初はすべて含まれているコードをメロディのキーのダイアトニックコードから探してみてください!

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②コードチェンジの頻度が適しているのか?

コードチェンジの頻度は、少なくて長すぎるとマンネリ感が出るし、逆に多すぎてもくどくなり聴きづらくなってしまいます。

適切なタイミングとしては、強拍のタイミングです。

強拍とは名前の通り強い拍のことで、4拍子の曲だったら基本は1拍目と3拍目です。

リズムには強弱があり、リズムが強いタイミングでコードチェンジするのが一番違和感なく聴こえます。

必ずコードチェンジしなければいけないということではないので、もちろん4拍目まで同じコードで次の小節に変わるタイミングでもOK。

前述のチューリップも1小節ごとにコードチェンジするようになっていますよね。

大体1小節に1つのコード、もしくは半分ずつで2つのコードくらいが望ましいでしょう。

③コード進行に物語性があるかどうか?

コード進行には物語があります。

こう表現するとイメージしづらいかもしれませんが、要するに主役や脇役が存在するということです。

主要三和音という基本となる3つのコード(スリーコード)が存在しており、それぞれ役割があります。

キーがCの時で考えてみましょう。

主要3和音はC・F・Gの3つです。

主役がトニックと呼ばれる役割をもつC
脇役がサブドミナントと呼ばれるF
ドミナントと呼ばれるG

脇役という表現は適切ではないかもしれませんが、この3つの役割が存在しているということを覚えておいてください。

そしてコード進行にはルールが存在します。

  1. 主役で始まり主役で終わる
  2. ドミナントはトニックに進行する(ドミナントモーション)

もっと細かいルールもありますが、大きくはこの2つを意識してコード進行が作られていれば物語性ができます。

これがわかれば、チューリップの続きの部分「ならんだ」がなんのコードがふさわしいかわかりますよね。

以上の基本の3つのポイントをおさえて、メロディにコードづけをしてみてください。

質問などあれば気兼ねなくお問い合わせください!

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