アコギ

アコギを始めるのに最低限必要なもの。元楽器屋店員の経験を元に16種類中3つに絞ったので解説します

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どうも、えんつばです。
アコギを始めるにあたって、最低限必要なものは何かを解説します。

楽器販売員だった時は
「いずれ必要になるから」という理由で、
ひと通りギターアクセサリーをおすすめしていました。

ギターアクセサリーは10種類以上のアイテムがあるので、すべて揃えようとすると1万円以上はかかってしまいます。

しかし、アコギ本体だけでも数万円するので、
「そんなに予算をかけられない」
ということもあるのではないでしょうか。

特に理由もなく、
「あった方がいいでしょ!」
と購入してしまうと、

  • 当初の予算を超えてしまう
  • 買ったもののまったく使わない
  • いつどうやって使うかわからない

といったことが起こってしまう恐れがあります。

必要ないものまで購入して後悔しないように、本当に最低限必要なものが何かをしっかりと押さえておきましょう!

必要なものにはどんなものがあるのか?

一般的にアコギに必要なものは、

  1. ピック
  2. チューナー
  3. カポタスト
  4. 教則本
  5. クロス
  6. フレットガード
  7. ポリッシュ
  8. 指板オイル
  9. ストラップ
  10. ギタースタンド
  11. 弦潤滑剤
  12. 交換用弦
  13. ストリングワインダー
  14. ニッパー
  15. 譜面台
  16. メトロノーム

ざっと挙げるとこれほどの種類のものがあり、楽器販売員の頃には上から順に優先しておすすめしていたイメージです。

特に⑧までのものはいつもおすすめしていて、大体5万円以上のアコギを購入される方は一緒に購入される方も多かったです。

しかし実際のところ、上記のものがすべて必要かというとそうは思いません。

僕自身アコギを始めてから上記のものはすべて時間をかけて買い揃えましたが、もう使わなくなって手放しているものもあるからです。

それぞれがどんな道具で、本当に必要なものは何かを判断するための基準を紹介していきます。

最低限必要なものは3つだけ?

結論をお伝えするとアコギを始めるのに最低限必要なものは、

  1. ピック
  2. カポタスト
  3. 交換用弦

以上の3つです。

なぜこの3つが必要なのか、そしてこの3つ以外のものは本当に必要ないのかについて、詳しく説明していきます。

「ピック」がなぜ必要なのか?

ピックはアコギを弾く時に、弦をはじいて音を鳴らすための道具です。

アコギは「指弾き」と言って、指ではじいて鳴らす弾き方もありますが、まずはピックを使って練習することをおすすめします。

僕がギターはじめたてのころ、ピックを用意するのが面倒でしばらく指で弾いていた時期がありました。

その影響もあって、ギターを始めて1年経ってもピックの使い方がまったく上達していませんでした。

ピックで弾くよりも指で弾いた方がアコギの音をよく鳴らせる、という状態になってしまっていたのです。

「それはそれでいいじゃん」と思うかもしれませんが、ピックで弾かないと出せない音というものがあります。

アコギが弾けるようになった先の話かもしれませんが、ピックひとつでアコギが奏でる音も変わるので、使えないとアコギの楽しみがひとつ減ってしまいます。

数あるギターアクセサリーの中でも唯一、ギターの上達に直接関わってくるものなのでピックは必須のものだと言えます。

「カポタスト」がなぜ必要なのか?

カポタストは、かんたんに言うと難しいコードを楽に弾けるようにするための道具です。

なお、「カポ」と略して呼んでる人がほとんどです。

特にはじめたてのうちは、好きな曲をできるだけ簡単なコードで練習することになると思いますが、そのほとんどの曲にカポが必要になります。

実際、初心者じゃなくてもよく使うアイテムなので、最初に買っておいて損はありません。

初心者だった頃の僕にはそもそも何に使うものかもわからず、購入もしなかったので練習がまったく捗りませんでした。

初めて購入したカポも、お金を出し渋って安いゴム式のタイプにしたことで、取り付けることでさえ一苦労したことを覚えています。

なので購入するなら、ワンタッチで取り外しができるバネ式のカポをおすすめします。

もっと早い段階から購入しておけばよかったと後悔するくらいには便利なアイテムなので、カポタストは必須のものだと言えます。

「交換用弦」がなぜ必要なのか?

改めて言う必要もないかもしれませんが、アコギには弦が張ってありそれがないと音が鳴りません。

弦は消耗品なので、早ければ1ヶ月以内に交換しなければならない時期を迎えます。

アコギ自体を新しく買った場合は、弦も新しいものが張ってあることが多いので、そのままでもいいこともあります。

ですが、譲り受けたもの中古品は弦自体が古く錆びてしまっている場合もあります。

それ以外にも、初心者ならあるあるだと思いますが、僕がギターをはじめたばかりのころはチューニング(音合わせ)の時に巻き過ぎてよく弦を切っていました。

特に細い弦が切れやすく、初めて切ってしまった時は予備の弦を持っていなかったので、練習自体ができなくなってしまいました。

後日、よく切ってしまう細い弦だけをまとめて数本買いに楽器屋に行ったのもいい思い出です。

せっかく張り切って練習をしようと思ったに、練習ができなくなってしまうなんてことがないように、予備のアコギ弦を用意しておくことは必須と言えるでしょう。

3つ以外のものは本当に必要ないのか?

ここからは最低限必要な3つ以外のものについて解説します。

特にあったら便利なもの、ないと困る可能性があるものから順番に紹介します。

本当に必要ないのか、購入する判断の基準として参考にして頂けたらと思います。

チューナーは誰もが持っているアレで代用できる

チューナーはアコギの音を合わせる時に使う道具で、カード式のものとクリップ式のものがあります。

音を合わせることはマストなのですが、今はスマホのアプリでもチューナーがあるので代用することもできます。

もし購入するなら、便利なのはクリップ式のチューナーですが、楽器販売員のころ初心者が使いこなすのはちょっと難しいように感じました。

なので、最初はカード式のものを使うことをおすすめします。

利便性は高くありませんが、合わせるべき音を出してくれるので耳で聴いて音を合わせたり、弦を指定して高い低いを確認できるようになっています。

僕が最初に購入したチューナーもカード式のものでしたが、チューニングに慣れてからはクリップ式のチューナーしか使っていません。

そして、スマホのアプリとカード式のチューナーの使用感は近いものがあるので、わざわざ購入しなくてもいいんじゃないかという論で必要なものにはしませんでした。

もしも僕が今ギターの初心者なら、YouTubeなどで実際の音と聴き比べアプリのチューナー併用して音を合わせると思います。

購入するなら、チューニングに慣れてきた時用にクリップ式のチューナーを購入するのがおすすめです。

教則本を読むよりもアコギの上達に近づけるもの

僕がギターを始めた時にも教則本を購入したのですが、教則本とギターはあまり相性が良くないと思っています。

というのも、教則本は紙媒体なので基本は文字情報で学んでいくことになります。

写真や挿絵など視覚的な情報はあれど、動きがないので正しい動きが分かりづらいという欠点があります。

教則本を買うなら教則DVDなど動画コンテンツを購入した方がいいという論で必要なものにはしませんでした。

信頼できる発信元だとわかるならYouTubeでも充分で、教則本もインターネットで練習方法を書いてくれているサイトを探してしまえば代用が可能です。

情報が溢れていて、正しい情報か判断するのが難しいなら教則DVD付きの教本などを選ぶことをおすすめします。

クロス・ポリッシュ・指板オイル・弦潤滑剤はどのタイミングで購入するべきか?

クロスはギターの練習をし終わった後に、ボディについた指紋弦についた手汗を拭いたり、ポリッシュ指板オイル弦潤滑剤などを使う時に必要です。

ポリッシュは、ギターの汚れを取ったり艶を出すクリーナーの様な役割のもの。

指板オイルは、指板(左手の指で押さえる部分)の保湿や汚れを取るためのものです。

ポリッシュと指板オイルは液体なので、クロスに染み込ませて使います。

使うべき箇所でないところに付着しないように、ポリッシュ用と指板オイル用でクロスを分けた方がよく、その場合は2枚必要です。

弦潤滑剤は、すべりをよくすることに加えて弦を保護してサビなどを防ぐ役割もあります。

スプレー式のものがほとんどで、使う時は弦以外にかからないように弦と指板の間にクロスを挟んで吹きかけます。

欲を言えば潤滑剤用にクロスをもう1枚(合計3枚)用意するといいですが、そこまで気にしない場合は1枚で使う箇所を上手く分けるという方法もあります。

特に弦はサビるものなので、できるだけ毎回クロスで拭きあげるくらいのことはしておくべきです。

元楽器販売員としては、クロスだけでも買っておいた方がいいと言いたいのですが、実際に毎回ちゃんと拭いている人は多くない印象です…。

ちなみに僕はクロスで毎回ギターを拭きあげていたのですが、それを見た人に「えらいね」なんて言われることがありました。

正直、「毎回拭きあげるのが普通だろ」と思っていましたが、使わない人が多いなら最低限必要なものにはならないという結論に至りました。

しかし、購入したギターがミドル〜ハイエンドクラスのものなら、ポリッシュや指板オイルなども含めて、メンテナンス道具一式は必須レベルのアイテムです。

(大体10万円以上の価格がミドルエンドの目安です。)

高額なギターほど手入れが特に大事になってくるからです。

初心者モデルなど安価モデルなら、最初はクロスだけで様子をみるのもいいと思います。

2本目のアコギを購入するタイミングが来たら、絶対にメンテナンス道具を一式揃えましょう!

フレットガードはなんのために必要なのか?

フレットガードは、フレット(指板に埋め込まれている銀の棒状もの)と弦の擦れからの摩耗を防ぐ目的で、指板と弦の間に挟むものです。

弾く時以外で擦れが起こるのは持ち運ぶ時くらいなので、ギターを持ち運びしないならほぼ必要ないです。

他にも、「弦についた手汗がフレットに移ること防ぐ役割がある」と楽器店の先輩が言っていました。

個人的には結構お気に入りのアイテムでアコギを大事にしたい人にはおすすめですが、フレットガードの代わりにクロスを挟んでおくという方法で代用ができます。

クロスを使う場合は弦潤滑剤用のクロスを使うのがいいでしょう。

ストラップはあった方がいいのか?

ストラップは、立って弾く時にギターを支える役割をするものです。

立って弾く時は必須のギターアクセサリーですが、はじめたばかりで立って練習する人はあまりいない印象です。

最初はどうしても、弦を押さえる左手を覗き込んで運指を確認することになるので、座って練習することがほとんどになるからです。

ストラップはある程度コードチェンジができるようになってきて、立って弾く練習ができそうと思えたタイミングで導入することをおすすめします。

ギタースタンドがない場合はどうすればいいのか?

ギタースタンドは、ギターをたてかけるものです。

だいたいはギターと一緒にケースがついてくるので、基本はギターケースにしまっておけば大丈夫です。

ギターをすぐに取り出せるという点では練習がしやすく便利なので、練習を手助けしてくれるもののひとつです。

安いギタースタンドだとボディ下に受けがついているものがほとんどですが、アコギにとって、ボディ下部に負荷(ギターの重み)がかかるのはよくないと言われています。

楽器屋で働いていた頃、商品のアコギをぶら下げて受けをつけていた結果、高額ギターの塗装が剥げて痕がついてしまっていたことがありました。

購入するのであれば、引っ掛けてぶら下げられるタイプのギタースタンドをおすすめします。

ストリングワインダーは実は使わない方がいい?

「ストリングワインダー」は弦の交換をする時にペグを回すのに使うものです。

あると便利なアイテムですが、ペグは手で回すこともできます。

弦を交換する時間を短縮してくれる道具なのであると本当に便利ですが、リペアマンはペグに傷がついてしまわないように手で回していると聞きました。

僕が通っていた専門学校のギター講師が、

「この道具なんて言うか知ってる?アルトベンリっていうんだよ。」

という、冗談か本気かわからないことを言っていました。

冗談だったのかもしれませんが、この名前からも買わないといけないものではないということがわかります。

ニッパーはギター用のものがあるけど…

ニッパーは、弦を交換する時に弦を切るためのスチール弦専用のニッパーがあります。

主に余った弦を切るために使いますが、絶対に切らないといけないものでもありません。

見た目は悪くなりますが、余った弦は円状にまとめておいたり、そのままにしてもギターは弾けます。

ちなみに僕はニッパーの代わりに、ストリングワインダーについているニッパー機能で代用しています。

切り口はよくないですが、ストリングワインダーひとつで2つの役割を果たすのでこだわりがなければその手のものを購入するのもいいでしょう。

譜面台が必要になることはあるのか?

譜面台は、大体の人が知っていると思いますが楽譜を置くためのものです。

教則本や楽譜を見ながら練習すると思いますが、ギターで両手がふさがるのでページを開いておくためにあると便利です。

教則本や楽譜を見る予定がないなら必要性はなくなります。

ストラップ同様、主に立って演奏する時に使用することになると思うのでこれもちょっと弾けるようになった後に必要になるものです。

また、YouTubeなどを観て練習する場合は、スマホスタンドが譜面台の代わりになるので必要なものとはしませんでした。

メトロノームはなんのために使うのか?

メトロノームは、一定のリズムを鳴らしてくれるものです。

リズムが何もない状態でばかり練習すると、テンポを維持する力がなかなかつきません。

ギターの上達に直接関わってくるという意味で大事なものですが、チューナーと同様メトロノームもスマホのアプリで代用できます。

そもそも、はじめたての頃からメトロノームを使って練習するのはあまりおすすめしません。

ほぼ確実にメトロノームに合わせて弾くことができないので、練習自体が楽しくなくなってしまう可能性があるからです。

僕自身もある程度コードチェンジができるようになった段階からメトロノームを使って練習し始めました。

コードチェンジに慣れたころには、ギターも続けられると思えているはずなので、その時に導入することをおすすめします!

まとめ

ギターを始めるのに最低限必要なアイテム3つとその理由は、

ピック → 指でしか弾かない人以外は基本必須
カポタスト → 押さえ方を変えられるので初心者ほど重要
交換用弦 → チューニングで弦が切れることもあるので必要

逆に必須ではないものとその理由は、

チューナー →  アプリで代用できる
教則本 → YouTubeやネットで充分
メトロノーム → アプリで代用できる
ストラップ → 少し弾けるようになってから導入
譜面台 → スマホスタンドで代用できる
クロス → 高額ギターには必須。2本目のギター購入の時に導入
ギタースタンド → ギターケースに入れておけばいい
フレットガード → 持ち運ばないなら必要ない。クロスで代用できる。
ストリングワインダー → 手で巻ける
ニッパー → 弦は切らなくても交換はできる

以上が今回のまとめです。

アコギ本体もこれから用意するという場合は初心者セットを購入すれば、アコギ単品の価格とほぼ変わらないので、圧倒的におトクに手に入りおすすめです。

初心者セットは、ヤマハなど有名で聞いたことがあるメーカーのものを選ぶようにしましょう!

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