音楽の土台となる部分、1番大事な要素はなんだと思いますか?
曲を作る時にはもちろんのこと、演奏する時にも最も大事なことです。
どれだけ素晴らしいメロディを作れても、この土台がしっかりしていないと、建物と同じで音楽が崩壊してしまいます。
誰も聴きたいとは思わないし、「聴いていられない」とまで思わせてしまうかもしれません。
そんな崩壊した音楽を人に聴かせてしまい、友達は仲が良くて断れないから仕方なく聴いている…。
あなたはまるで、ドラえもんの世界の『ジャイアン』のような存在になってしまいます。
あなたは『リアルジャイアン』になんてなりたくないですよね。
そうならないためにも『音楽の土台』をしっかりと作る必要があります。
実際のところ、僕らがジャイアンの曲を聴いても、聴くに耐えない曲ではありませんよね?
むしろ真似して歌いたくなるような曲です。
なぜ歌いたくなってしまうのか、その要素の1つとして、土台がしっかりしていることがあげられます。
この土台をしっかりと作って、ついつい真似して口ずさみたくなる。そんな曲を作り上げましょう!
では音楽の土台となる1番大事な要素とは何か…
それは『リズム』です。
歌が下手に聴こえる人の中には、『音が取れない人』と、『リズムが取れない人』がいます。
リズムがしっかりしていないと、どれだけ音が正確でも、音楽ではなくなってしまうということです。
ちなみに僕たちが聴いているほとんどの音楽は『4拍子』のリズムでできています。
このリズムを理解するための練習として、声に出して
「タン・タン・タン・タン」
と言ってみてください。
4つの「タン」のうち、最初のひとつを強め(大きめ)に言うようにして、何度か繰り返し言ってみます。
そして同時に、
「タン・タン・タン・タン」
に合わせて手を叩いてみましょう!
4つをひとつのまとまりとしてリズムを感じられたら、それが4拍子の数え方です。
まずはこの練習を今すぐ実践して、『4拍子の曲』を作る準備をしていきましょう。