あなたは音楽を聴いている時にどのようにリズムをとっていますか?
もう少しわかりやすく聞くと、手拍子を叩く時にどのように頭の中でカウントしていますか?
もしあなたがまだ
「タン・タン・タン・タン」
とリズムを感じているだけなら、音楽をやっている周りの人たちからは「にわかだな」と思われてしまいます。
リズムの取り方1つで、その人が音楽を真剣にやっているのか、ただの遊びでやっているだけなのか分かってしまうくらい大事です。
僕がリズムの取り方を知ったのは、専門学校に入学してからでした。
リズムの取り方も知らず、「音程が悪い」とか「自分の方が上手い」などと、テレビで音楽番組を見ては批判していました。
『俺は音楽分かっている風情』のいわゆる『にわか』だったわけです。
リズムの取り方は、音楽をやるなら必ず身につけておくべき考え方であり、作曲をする上でも必須の内容です。
あなたも『にわか』から卒業し、音楽家への第一歩を踏み出すためにも今日ここでリズムの取り方の考え方を身につけましょう!
では、どのようにリズムを取ればいいのかというと、
出来るだけ細かくリズムを取る
ということです。
これが僕が専門学校に入学して、実際にプロとして活動しているボーカリストの方に教えて頂いたことでした。
どういうことかというと、4拍子のリズムも、さらに半分で感じることができるということです。
例えば、
「タン・タン・タン・タン」
と数えていたものを
「タカ・タカ・タカ・タカ」
と数えると2倍細かくリズムを感じることができるようになります。
このようにそのさらにその半分に感じることもでき、より細かく感じることができるようになれば、あなたのリズム感も鍛えられます。
まずは4拍子の数え方の半分ができれば、ドラムを打ち込むこともできるようになるので、今すぐ、音楽を聴きながら
「タカ・タカ・タカ・タカ」
と口に出してカウントしてみてください。